新サーバ導入記

今回、1台で運用してきた自宅サーバDellのエントリサーバを2台追加して、3台構成にしてみました。特にどうということもない導入記録ですが、淡々と書いてみます。

サーバの購入

まず、Dellのサイトで送料込み19800円に値下がりしていたPower Edge SC440を注文。1週間後くらいに再度サイトを覗いたら、メモリを増量した別構成モデルが同価格で出ていたので、思わず追加注文してしまいました。

2台のスペックは以下。

1台目 2台目
CPU Pentium Dual-Core E2180 Pentium Dual-Core E2180
メモリ 512MB DDR2-667 ECC 1GB DDR2-667 ECC
HDD 80GB 80GB
光学ドライブ x16 DVD-ROM なし

表の通り、2台目はメモリが多い代わりにDVD-ROMドライブが消えてます。まあ、どうせOSはネットワーク経由でインストールすれば良いので、光学ドライブなんて全然必要ないんですよね。

メモリとHDDの増設

サーバの到着後、1台目の512MBメモリを2台目に付け替えて2台目を1.5GB化。空になった1台目にはCENTURY MICROの2GBx2を新しく買ってきました。値段は4GBで16000円弱。PowerEdge SC440ECCメモリしか使えないので、結構な出費になってしまいました。

HDDは、1台目のサーバは80GBのまま使うことにして、2台目にはSeagateのST3500320AS(500GB)を9000円弱で買ってきました。

OSのインストール

元から稼働していたサーバがCentOSなので、新サーバもそれに合わせてCentOS 5.1 64bit版を入れることにしました。以前、VMWare FusionUbuntuを入れていたので、このUbuntuをOSインストール時のPXE boot用サーバとして使用しました。

http://labs.unoh.net/2007/11/linux_1.html

VMWareのネットワーク設定をブリッジ接続に変更後、上記ページなどを参考にTFTPサーバとDHCPサーバをセットアップしました。TFTPのルートディレクトリにCentOS 5.1 64bit版のイメージファイルを入れて、DHCPを設定後、起動。TFTPサーバはなぜかxinetd経由で起動できなかったので、以下のようにして直接起動しました。

$ /usr/sbin/in.tftpd --daemon

ブート実行時には、ルータのDHCP機能をオフにする必要があります。今使ってるTime CapsuleAirMacユーティリティにそんな設定項目あったかな?と思って探してみたけど、見つかりませんでした。仕方ないので、そのままの状態でPXE bootしてみたら、たまたまかもしれませんが問題なく起動して、OSをインストールできました。

費用

最終的には、以下のスペックのサーバを導入したことになります。

1台目(APサーバ用途) 2台目(DBサーバ用途)
CPU Pentium Dual-Core E2180 Pentium Dual-Core E2180
メモリ 4GB DDR2-667 ECC 1.5GB DDR2-667 ECC
HDD 80GB 500GB
光学ドライブ x16 DVD-ROM なし

かかった費用の合計は、19800(PowerEdge) x 2 + 約16000(メモリ 4GB) + 約9000(HDD 500GB) = 約64600円です。

感想

  • PowerEdgeはケースがワンタッチで外れるようになっていて、パーツの増設がすごく楽。
  • ECCメモリを取り扱ってる店舗が意外と少なくてびっくりした。
  • PXE bootは難しそうだと思ってたけど、やってみたらすごく簡単だった。
  • この導入を機に、放置気味になってるWebサービス開発を再開しないとなあ。