Flex勉強会第93回で発表しました

11日、Flex User Groupの第93回勉強会で、Blogopolisのクライアントサイド、特に3Dライブラリとして使用したPapervision3Dのパフォーマンスチューニング手法について発表してきました。

Blogopolisの3Dの動作はまだ軽いと言える状態ではありませんが、現時点でどのような工夫をしているかを、デモを動かしながら説明しました。

  • ポリゴン数の削減
    • カメラの焦点に近いところにあるポリゴンだけを描画し、視界の端の方は省略する
  • レンダリングエンジンの動的切り替え
    • カメラの移動中は高速なBasicRenderEngineを使い、静止したら高品質なQuadrantRenderEngineを使う
  • マウスヒット処理の独自実装
    • ヒットテストはPV3Dの機能を使わず、自前でやる
    • 3Dオブジェクトへのマウスオーバー時のハイライトエフェクトは、PV3D側ではなく、通常のGraphicsで描画する

発表資料は、以下にアップしてあります。

Flexの勉強会に参加したのは初めてですが、とても居心地の良い雰囲気で、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。